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前立腺刺激

前立腺刺激

工事現場脇のプレハブ小屋の中には、資材やセメント袋などが雑然と積まれていた。
今日は工事は休みらしく、昼間だというのにひと気の無いそこは、まるで山奥かどこかみたいにしんと静まり返っている。
一本通りを隔てた向こう側に、いつも遊んでいる繁華街があるとは思えないほどだ。
僅かに聞こえるのは、低いモーター音と俺の息遣いだけ。
こんな静かな環境でありながら、俺は心も体も穏やかではなかった。
なぜなら俺は、全裸で柱に繋がれ、尻には長くてジワジワと振動するバイブを深々とねじ込まれていたからだ。
俺と柱をつないでいるのは伸縮性の無い太い紐で、それは首と両手首の皮ベルトから伸びている。
皮ベルトにはご丁寧に南京錠までかけられていて、それを外すことは不可能だった。
せめて尻穴を犯すバイブの振動を止めたかったが、俺と柱の間に腰の高さまで積まれていセメント袋の山のおかげで紐の長さが足りず、尻まで手が届かない。
強烈ではないものの、低い振動は腰骨の芯までいやらしい疼きが染み渡るようで、俺の体は意思とは無関係にじくじくと熱を持って下半身を苛む。
ちょっと体を動かすとバイブの当たり所が変わって、また別の方向に快感が生まれた。
「ぅ・・・は・・・・ぁ・・・っ」
くすぐったい場所に息を吹きかけられるような甘痒さ。
触っていないちんぽがひくんと震えて下腹を打った。
埃臭いプレハブ小屋に、俺の先走りの生っぽい臭いが混じる。
なんで尻を弄くられて、前の方までこんなに感じるんだ・・・。
もう切なくて出したくて、つい太腿に挟むかセメント袋に擦り付けて射精したくなるが、それはできない。
俺をこんな恰好で拘束した二人が戻ってきたとき、もし射精していたりしたら。
二人が俺にするであろう体罰を考えた途端、全身にぶるりとえもいわれぬ感覚が走り、皮膚の表面がさらに赤みを増した。
・・・馬鹿な!
俺、なんてこと考えてるんだ!
酷い目に遭わされるって考えただけで、なんでそんな感じて・・・!?


そのとき、俺の正面のドアが開いて、大野と小西が戻ってきた。
「いい子にしてたか?」
大野が俺の顔をじっと見詰めて問い掛ける。
近づく鋭い視線に何を考えていたのか見透かされそうで、俺は顔を逸らして目を伏せた。
「勝手に射精しなかったろうな」
小西が尻をさわさわと撫でまわし、それから背中を強く押して屈むように促す。
「体、ずいぶん熱くなってるね?ケツ突き出して、俺たちにしっかり見えるようにしろよ」
俺は黙ったままセメント袋に上半身を預け、後方に尻を突き出す。
「むぅ・・・」
体の角度が変わったことで、また尻が疼いた。
「ほら、もっと足、広げて」
大野の膝が股の間に割り込んできて、強引に内股を開かせる。
尻だけ突き出した上にがに股の、恥ずかしい恰好。
「ぅあっ・・・ぁ・・・っ」
がくんと揺れた振動が直腸を刺激して、何かが漏れ出すような熱い感覚がちんぽから波紋みたいに広がる。
ちんぽの先端まで痺れるようだ・・・!
「射精はしてないみたいだけど、ヘソの下とか太腿とか、先走りで濡れてるな」
「ふぅ・・・っ」
股から覗き込む大野の息が会陰辺りに当たり、皮膚がざわざわっと粟立った。
息がとても近い。
何もかも間近で見られているのだと意識させられ、見えないはずの視線が陰部をちりりと焦がす。
そう考えたらまた会陰がだくんと波打って、新たな快感が来た。
「ケツだけで濡れた?それとも自分で擦り付けて楽しんだ?」
股に通された大野の指先がぷっくりと膨れた裏筋に触れ、そこを上下にさする。
羽根のような、しかし感じる場所を的確に探るタッチ。
「・・・っあ!・・ぁ・・あ・ぁ・・・っ」
鈴口の付け根から金玉へ繋がる根元まで、何度も往復する。
指の腹でそっと触れるだけのもどかしい刺激に、全ての神経がそこに集中してしまう。
触れられている場所からむず痒くて甘い快感が、脈打ちながら弾ける。
ああ・・っ・・・触られてるトコが・・・熔ける・・・っ!
「見ろよ。先走りが糸引いてるぜ」
「すっかり出来上がり状態みたいだな」
横から覗き込んでいた小西に指先で先走りを掬い取られ、俺はひゅうっと変な息をした。
俺の尻のわななきを知ってか、小西が尿道口の縦目を数回指でなぞる。
そこ・・・イイ・・・!!
「あくぅっ・・ふっ・ふうぅぅううううっ」
ブルブルっと痙攣したところで、大野が小西を静止した。
「あんまり触ると簡単にイくよ、こいつ」
「じゃあ、ケツの具合も見てみるか」
小西の手が離れる瞬間、俺は彼の指を腰で追いそうになった。
早くこの状態から開放されたい。
でないと、頭がヘンになりそうだ・・・!


「ぁんっあ・・・ぁ・あ・あ!」
「すっげぇ・・・絡み付いてくるみたいだ。聞こえる?いやらしい音・・・」
振動したままゆっくり引き出されたバイブに腸壁がまとわり付き、内臓全部を揺さぶられるような感覚に陥る。
「ふぅはぁあぁはぁ・・・」
柔らかいシリコンの表面が移動しながらブルブルと尻の中の性感帯を通過して、イく一歩手前に似た快感が連続で襲い掛かる。
甘くて切ない、融けかけのチョコレートのような快感。
「塗ったローション以上にグチョグチョになってないか?」
「ケツが濡れるなんて、まるっきりオマンコじゃん」
二人が嘲笑しながらゆったりとしたピストンを繰り返した。
バイブに張り付くようにねじれる直腸に揉まれて前立腺が疼き、俺は我慢できない声を漏らして腰を揺らすしかない。
そこ・・・そんなされたら、俺、マジで飛ぶ・・・!
「ん・んっ・・うぅ・・あうぅんっ・・・ひっうっ!」
「肛門ヒクヒクさせながらケツ振ってるぜ。よっぽど気持ちイイんだな」
「まさに『ケツマン』ってカンジ?」
その言葉に、そこがもはや排泄のためだけの穴ではないのだと思い知らされた気がした。
一月前まで、こんな場所を嬲られて勃起するなんてこと、考えもしなかったのに。
でも今は、本当に尻穴が感じるのだ。
柔らかく潤んだ薄い腸壁のすぐ裏にある性感帯が、もっときつく責めて欲しいとせがんで爆発しそうなくらいに張っている。
それを良く知る彼らは、絶対に強い刺激を与えない。
ぬるま湯のような中途半端な振動と緩やかな出し入れで、どこまでも俺を追い詰める。
俺が快感に身を捩って泣いて許しを請うまで、いや、それでも許さずに彼らが満足するまで俺をオモチャにするのだ。
「膝がガクガクしてきた」
大野が手を止めずに言うと、小西が何かポケットから出した。
「相当にたまんないみたいだな。そろそろこいつで苛めてみるか?」


小西が取り出したのは、小さなローターだった。
小西はそれのスイッチを入れて一度ブーンと大きく振動させてから、スイッチを絞って微かな振動に調節する。
「さっき、ここを弄られて、可愛い声出してたよな」
「ヤっ・・・め・・・!」
「ん?何か聞こえた?」
切れ切れの息で嘆願が終わる前に、鈴口にローターが押し当てられた。
その瞬間・・・なんと言ったらよいのだろう。
ちんぽの先の粘膜から全身に向かって緩い電気を流されたような衝撃が、連続して俺を包み込んだ。
「ぁあーーーあぁああーーーっ!」
スゴい・・・スゴぃ・・・っ!
先走りがダクダク流れ出して、ちんぽから肛門まで全部がヒクヒク蠢いて、それで前立腺がより一層揉みくちゃになって、それなのに緩すぎる刺激ではイけないのだ!
「尿道がぱっくり開いて、ローター飲み込みそう」
「ケツの方も、かなり締め付けてくるよ。ほら、プルプルしてるだろ」
「あぁんんーーーぅ・ふっ・ぅ・ううぅうーーーっ!!」
浅いところまで引っ張り出されたバイブの少し丸く膨らんだ先端が、前立腺を強く押し上げ俺はその搾り出されるような快感で射精しようと尻を突き上げる。
「おーっと、危ない」
大野が素早く反応して、今度は一気に深くまでバイブを押し込んだ。
「ぁあ・・あぁああっ」
頼むからもう・・もぅ・・・勘弁してくれ・・・っ
イかないと・・俺・・本当に・・・ヘンに・・・
「こいつ、泣いてる」
耳が詰まったようになって、小西が愉快そうに笑っている声すら、快感の荒波の向こう側から遠く聞こえる気がする。
「どうする?」
「そうだなー・・・」
聞いた小西も聞かれた大野も、まったく手を休めずに考える。
俺はもう堪らなくて、とうとう禁じられていた言葉を口にする
「も・・・ぅ・・・イかせ・・・て・・・っ」


「犬のくせに、喋ンなよ」
大野の声は咎めると言うより、俺が禁を破ったことを喜んでいる風だった。
「犬が人間の真似するなんて、こりゃオシオキ確定な」
小西が爪の先で亀頭冠をピシリと弾く。
「ぎっい!!」
突然の、張り詰めた肉を切り裂かれるような痛み。
とほぼ同時に、大野が今までに無いほどの激しいピストンで俺を突き上げる。
「ぁああーーーーーああああああーーーーっ!!」
待ち望んでいたよりもあまりにも激しい刺激は、快感と激痛をグチャグチャにブレンドしてぶちまけたような衝撃だった。
イくことなど不可能な、しかし確かに快感にまみれた衝撃に飲み込まれた俺は、彼らが望むような獣の咆哮を上げながら痙攣した。
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